パリオリンピックの正式種目「ブレイキン」の全日本選手権決勝が23日に行われ、岡山市の高校1年生、ISSINこと菱川一心選手が「ユース」部門で全国2位に輝きました。
中高生が競うユース部門で前回、準優勝のISSIN選手。2大会連続で決勝に進出します。
即興でかかる音楽に合わせて1対1で交互に踊り、技の完成度や表現力を競う「ブレイキン」。音に合わせて独創的なダンスを披露する相手に対し、ISSIN選手は序盤から腕や頭を使ってダイナミックな技を連発します。
さらに「前回は、ばててしまった」と話す最終第4ラウンドでも、大技を繰り出し成長を見せたISSIN選手。しかし、得点は惜しくも及ばず。2大会連続の準優勝となりました。
（ユース部門 準優勝／ISSIN選手）
「まだ自分の練習不足だったりだめなところが決勝戦で出ていたので、来年は絶対に優勝してユースのラストバトルにしたい」
また、倉敷市の岸本美麗さんが華麗なステップを披露し、小学生女子の部門で予選を突破。全国4位に輝きました。
小学生男子の部に出場した玉野市の4年生、澤井勇人君は惜しくも予選で敗退したものの、ヘッドスピンなど大技をしっかりと決め、練習の成果を見せていました。
