「全日本バレーボール高校選手権」、通称「春高バレー」で2連覇を果たした就実の選手らが岡山に帰ってきました。
10日午後3時半、就実高校バレーボール部の選手らを乗せたバスが学校に到着し、生徒や家族らに大きな拍手で迎えられました。
就実は9日、春高バレーの決勝で宮城代表の古川学園と対戦。今大会注目の双子、深澤めぐみ・つぐみ姉妹のスパイクなどで相手を圧倒。セットカウント3対1で勝利し、2連覇を成し遂げました。
岡山に戻った選手たちは、コート上とは違う柔らかな笑顔を見せました。
(西畑美希 監督)
「やり切った感と満足感でうれしいし、興奮して寝られていないです。深澤や曽我たちが背負ってる重圧は、そばにいてずっと感じていたので、彼女たちの肩の荷が下りるかなと思って良かったと思います」
(深澤めぐみ 選手)
「みくさん(監督)の胸に金メダルをかけてあげたいっていう思いが強かったので、それを達成することができて、すごいうれしかったです」
(深澤つぐみ 選手)
「(セレモニーは)日本一にならないとできないことですし、こうやってたくさんの方が自分たちのためにわざわざ集まってくれるということは、すごく幸せでありがたかったです」
深澤姉妹は女子バレーボールV1リーグのチームに進む予定です。
姉のめぐみ選手は久光スプリングスへ、妹のつぐみ選手は東レアローズへの入団が内定しています。
(深澤めぐみ 選手)
「社会に出るので、マナーをしっかりしてから立派なバレー選手になれるように頑張ります」
(深澤つぐみ 選手)
「高校バレーとは違うと思うので、1つでも早く社会人のバレーに慣れて、人間性を大切にしてから、人としてもいい選手になれるように頑張りたい」