2024年のパリオリンピックで種目名「ブレイキン」として正式種目となったブレイクダンス。その全日本選手権が22日から行われ、岡山市のダンススクールから小学生2人が出場します!
岡山市のダンススタジオ・バーテックス。ここに日本一を狙う小学生ダンサー、玉野市の小学4年生・澤井勇人君と倉敷市の小学6年生・岸本美麗さんの2人がいます。
「ブレイキン」はDJが即興でかける音楽に合わせて1対1で交互にダンスをして、技の完成度や表現力などを競います。
澤井君と岸本さんは、2021年9月の中四国予選で小学生部門の男女それぞれ1枠を勝ち取り、全日本の切符をつかみました。
(澤井勇人君)
「緊張せずに自分らしいムーブを踊れた」
(岸本美麗さん)
「笑顔でやり切れたから楽しかった」
澤井君は小学校に入る前から、岸本さんは1年生の時からブレイクダンスを始めたそうです。
(岸本美麗さん)
「やりたい技とか挑戦して自分のすごいところをみんなに見せられるし、自分のキャラを持ててやれるからすごい楽しい」
(澤井勇人君)
「最初はヒップホップっていうまた違う別のダンスをやっていて、発表会でISSIN君っていうダンサーを見てから、すごいなって思ってブレイクダンスをやり出しました」
岡山市で週1回レッスンを受ける2人。その講師は澤井君がブレイクダンスを始めるきっかけとなった、ISSINこと菱川一心選手です。
(ISSIN選手)
「2人とも自分がやらないといけない時にやってくれるからすごい頼もしいです」
高校1年生のISSIN選手は、パリオリンピックの強化指定選手にも選ばれている日本屈指のブレイクダンサー。
全日本選手権では、前回、中高生の部門で準優勝。今回はリベンジを狙っています。
(ISSIN選手)
「2021年は(スクールから)1人だったんで、みんなと一緒にバトルの練習とかもできるから自分の中では『みんなで頑張れる』みたいな感じがある。成長できたところを発揮して優勝目指せるように頑張ります」
22日から2日間行われる「全日本ブレイキン選手権」。ISSIN選手と共に汗を流す2人も、目指す場所は同じです。
(岸本美麗さん)
「自分ができる限りのことをやって優勝したいです」
(澤井勇人君)
「自分の良さが出たムーブをしたいです。目標ですか? もちろん優勝です!」