政府は10日夕方、香川県など13都県のまん延防止等重点措置を3月6日まで延長することを正式に決めました。
13都県のまん延防止措置は2月13日が期限でしたが、香川県は感染者の状況や病床使用率などから延長を要請していました。香川県はオミクロン株の特徴を踏まえた対策を進める方針です。
(香川県/浜田恵造 知事)
「まん延防止等重点措置の期間を延長して、感染経路として多い家族・親族間の感染を通じた高齢層への広がりを可能な限り抑えていく必要がある」
まん延防止措置が3月6日まで延長される見通しとなったことを受けて、10日午後、香川県は対策本部会議を開き、対応を確認しました。
飲食店に対しては引き続き営業時間の短縮などを要請します。県立学校の部活動もこれまで同様、原則中止とします。また、国の方針に従って新たにオミクロン株の特徴を踏まえた感染防止策も盛り込みました。
保育所や認定こども園などには社会的機能を維持するため原則開所することや、休園する場合には、代わりを確保するなど地域の保育機能を維持するよう要請します。
県民には家庭も室内を定期的に換気することや、飲食はなるべく少人数で黙食を基本とすることなどを求めます。