コーヒータイムにぴったりな器を集めた展覧会が岡山市で開かれています。
フランスを救った少女として知られるジャンヌ・ダルク。彼女が残した言葉も綴られています。
岡山市北区のアートスペース油亀で開かれている「珈琲のための器展」です。
全国の74人の作り手が作った器たちは素材も、色も、形もさまざま。見た目で選ぶ楽しみもありますが、浅煎りで酸味が強いもの深煎りで苦味が強いものなどコーヒーの特徴に合わせて器を選ぶのはいかがでしょう?
例えば「飲み口の厚さ」や「表面の艶」に注目すると……
(アートスペース油亀/柏戸喜貴 代表)
「(表面が)つやっとして飲み口がシャープに研いでるような薄作りの飲み口のカップは口にすっと入ってきやすい、酸味とかフルーツ感を味わうのに向いている。逆にこっちのように、表面がちょっとざらっとしたような、飲み口が少しぽってりとしたような、そちらでしたら、しっかりめの深煎りで口に入れてまろやかな珈琲を楽しんでもらえる」
うつわだけでなく全国各地の焙煎士が焙煎した豆なども購入できるこちらの展覧会は、3月21日までの開催です。
(アートスペース油亀/柏戸喜貴 代表)
「コーヒーの国のことを想像したり、作家さんがいる地域のことを想像したり、焙煎士さんの想像をしたり、思いを巡らせながらコーヒーを楽しんでもらえたら」