高松市の新年度の当初予算案がまとまりました。屋島山上の活性化やスマートシティ推進などの費用が盛り込まれています。
高松市の新年度一般会計当初予算案は約1638億円で、2021年度より27億円増えました。この中にはPCR検査やワクチン接種、市民の生活支援など新型コロナ対策として約25億円を計上しています。
また、2022年夏にオープン予定の屋島山上の交流拠点施設の整備や活性化を図るイベントなどの費用として1億5700万円あまり、バスとタクシーを組み合わせた新しい交通形態「バタクス」の実証事業を継続するための約3277万円が盛り込まれました。
高松市は財源不足を補うため、市の積立金である財政調整基金29億円を取り崩すとしています。
新年度当初予算案は、3月4日開会の市議会で提案される予定です。