東日本大震災から11年となった11日、全国一斉に線香花火を灯す「線香花火ナイト」が開かれました。東日本大震災を振り返り命の大切さを見つめ直してほしいと、岩手県のNPO法人を中心に毎年行われています。
高松市室新町の出雲大社高松分祠でも、近くの住民ら約30人が線香花火に火をともしました。この火は広島に落とされた原爆の残り火を分けたものです。
今回はロシアによるウクライナ侵攻で犠牲になった人にも追悼の祈りをささげました。
参加した女性は、「思うばかりで何もできていなかったので、少しでもと思って参加しました。世界中が平和になってほしいなと心から思います」と話しました。