人工呼吸器をつけるなど日常的なケアを必要とする「医療的ケア児」とその家族をサポートする施設が岡山市にできました。
「岡山県医療的ケア児支援センター」は、県から指定を受けた岡山市の社会福祉法人「旭川荘」の中で、4月1日からスタートしました。
「医療的ケア児」とは、日常的に人工呼吸器をつけたり、たんを吸引したりするなどのケアを必要とする子どもで、岡山県によると県内に346人います。
センターでは保健師や社会福祉士ら7人が医療的ケア児の学校生活や、ケアをする家族の働き方などさまざまな相談を受け付けます。そして、病院や学校などと連携して対応に当たります。
相談は電話(086-275-4518)とホームページで受け付けています。
(岡山県医療的ケア児支援センター/村下志保子 所長)
「窓口として設置したということは、そこに行くと一緒に考えてもらえるとか、サービスを紹介してもらえるとかいう安心感にはつながると思っております」