29日、岡山市の専門学校の生徒がデザインした「消火栓のふた」の製作発表会がありました。
(製作発表会での説明)
「山賊に襲われた吉備津彦の妹を守るために、2本の弓矢で2個の桃を撃ち抜くという印象的なシーンになっています」
岡山市の水道局が、日本遺産「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」をPRし、水道事業に興味を持ってもらおうと企画したものです。セレモニーにはデザインを担当した岡山情報ビジネス学院の生徒の代表らが参加しました。
今回は考案されたデザイン約90作品の中から6作品が選ばれ、消火栓のふたに描かれました。桃太郎伝説がストーリーとして描かれたものや、応急給水などの水道事業が紹介されたものがあります。
今回製作された消火栓のふた6種類108枚は、4月から順次取り換えられていくということです。
(デザインをした高本理帆さん)
「キャラクターのデザインをなるべくシンプルに親しみやすいようにすることを心掛けました。ワクワクですね。もう数十年残るということなので」