春の全国交通安全運動の一環として、8日、香川県で「死亡事故ゼロ」を目指す街頭キャンペーンが行われました。
香川県と県警などでつくる「交通安全県民会議」が毎年行っているものです。
2022年は交差点など110カ所で行っていて、高松市の亀阜小学校前には浜田知事ら約100人が集まりました。
特徴は、参加者が声を出さないことです。
新型コロナ前から毎年「無言キャンペーン」という手法で行っていて、のぼりなどでドライバーに安全運転を訴えました。
香川県で2021年に交通事故で亡くなった人の数は37人で、記録が残る1948年以降2番目に少ない数字でした。
しかし2022年は、4月7日までに11人が亡くなっていて、人口10万人当たりの死者数は全国ワースト2位です。
(香川県/浜田恵造 知事)
「交通事故っていうのは他人事ではありません。ぜひ一人一人が交通ルールの厳守はもちろん、交通マナーの実践に努めていただくようお願いしたいと思います。」