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危険な通学路に注意 警察官が登校する小学生らを見守り「どこが危ないのか意識して」 香川

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 子どもが交通事故にあわないよう、「危険な通学路」について考えます。高松市牟礼町の通学路で6日、高松北警察署の警察官が登校する小学生らを見守りました。春の全国交通安全運動が始まったのに合わせて行ったものです。

(記者リポート)
「こちらの通学路ですが、非常に見通しが悪くなっており、大変危険です」

 牟礼町の通学路の交差点には高い塀があり、歩行者にとってもドライバーにとっても見通しが悪くなっています。

 さらに、警察によると、スピードを出す車が多い上、朝や夕方は自転車の通行も多いため危険だということです。

(高松北警察署/長船正 交通官)
「新入学で初めてこういった通学路を利用される方は、どこが危ないのか、どういった問題があるのかそういうことを意識していただいて、自らもですね、自分の身を守るという意識を持っていただきたい」

 香川県教育委員会などは2021年7月から12月にかけて全ての公立小学校の通学路を点検し、2022年3月に結果を公表しました。

 点検は、2021年6月に千葉県で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み5人が死傷した事故を受けて行われたもので、対策が必要な場所が1475カ所あることがわかりました。

 そのうちの1カ所が高松市木太町にあります。

(記者リポート)
「こちらの通学路ですが、歩道もなく車がすれ違うことも難しくなっています」

 小学校のすぐそば、住宅街にも隣接している場所ですが、道幅が狭いことなどから対策が必要だということです。

 しかし、警察は他の場所も含めてハード面での整備だけでは限界があるとして、ひとりひとりが交通安全への意識を高めてほしいと話しています。

(高松北警察署/長船正 交通官)
「基本的な交通ルールを守っていただくこと、あとはですね交通弱者・被害にあいそうな方の保護意識を持ってもらいたいと思います」

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