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伝統の茶娘も3年ぶりに復活 高瀬茶の茶摘み始まる 香川・三豊市

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 3年ぶりに伝統の茶摘みが復活です。香川県最大のお茶所である三豊市で一番茶の摘み取りが始まりました。

 三豊市高瀬町は香川県のお茶の生産量の約8割を占める名産地です。21日は、三豊市役所の職員5人が伝統的な茶娘の着物を身にまとい、新芽を摘み取りました。

(荻津尚輝リポート)
「茶娘の方たちが手で丁寧に茶葉を摘み取っています。新型コロナウイルスの影響で毎年恒例だったこの姿を見られるのは3年ぶりなんです」

(茶娘は―)

「おいしいお茶になればなと思いながら一つ一つ摘ませていただきました」

「貴重な体験をさせていただいているので、本当にありがたいなと思いながら」

 高瀬茶業組合によりますと高瀬茶の売り上げは新型コロナ前に比べて1割ほど減りました。

 コロナ禍以降、茶娘によるPRは自粛していましたが、少しでも売り上げを増やそうと2022年は復活に踏み切りました。

(高瀬茶業組合/香川英則 組合長)
「撮影会をすることでより新茶をPRできて売り上げにもつなげていけたらいいと思って、きょう開催させていただいた次第です」

 2022年は雨が適度に降ったため、香りの良い新茶が期待できるそうです。一番茶の摘み取りは5月20日ごろまで続きます。

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