香川県丸亀市で4月半ばから下旬の晴天の日に早朝の数分間だけ見られる絶景をご紹介します。
(赤木由布子リポート)
「現在午前5時30分過ぎ。日の出の時刻が過ぎ、辺りは少し明るくなってきました。池の土手には多くの人がカメラを構えてその瞬間を待ち望んでいます」
丸亀市土器町西の宮池に集まったのは約70人。待つこと40分。太陽が讃岐富士の山頂から昇り、ダイヤモンド讃岐富士が。そして水面に映る逆さのダイヤモンド讃岐富士。
ダブルダイヤモンド讃岐富士は晴天で風がないのが条件で、早朝の約5分間だけ見ることができます。25日ごろまで見られそうです。
(写真を撮りに来た人は―)
「(Q.きょうはどうでした?)最高の出来です。風がなくて(水面が)鏡のようになるのが一番いいです。きれいです。朝から元気出ます」
(約30年通い続けている男性は―)
「(今年は何回くらい来ていますか?)今年は4~5回くらいかな。毎日色が違う。自分のこういう色になったらいいなと思う時は最高だけど。きょうはもう少し赤みが出たらよかったかな。山があって双子山があって円形広いでしょ。そこが魅力やね、ここの」
丸亀市観光協会によると17日の日曜日には140人が集まったそうです。19日に見た人の中には「日頃の行いがよかった」と口にする人が多くいました。
8月下旬ごろにも見られるチャンスがあるということです。