プロバスケットボールB2・香川ファイブアローズがいよいよ13日から、B1昇格が懸かる大一番に臨みます。
(山下佳乃リポート)
「B1昇格に向けて、会場の準備にも力が入ります」
高松市香川町の香川総合体育館では12日午後1時から、スタッフら約20人が観客席やコートの設営を行いました。会場には1階と2階合わせて約1500人が入ることができます。
西地区首位で初のB2プレーオフに出場した香川ファイブアローズ。先週行われた1回戦では、強みであるスリーポイントシュートを中心に得点を重ね、佐賀に2連勝しました。
準決勝で2勝すればB1昇格が決まります。
特別な思いで会場の準備にあたっていたのは、ファイブアローズ営業部の山田誠さん。飲食店を営みながらチーム発足当初から選手たちを応援し、店はファンが集う場所になっていました。
2019年に店をたたんだ後はファイブアローズのスタッフとしてチームを支えてきました。
(ファイブアローズ 営業部/山田誠さん)
「(Q.今この時を迎えていかがですか?)感無量ですね。本当に強くなっていいチームが出来上がったなと思いますね。第1クオーターでいいスタートが切れたらこのままいけるんじゃないかなと思いますね」
会場の設営にはボランティアの姿もありました。
(ボランティアに参加した人は―)
「チームの少しでも役に立てればなという思いでお手伝いやらせてもらっています。ぜひ地元でB1昇格を決めていただければ」
「絶対に(B1に)上がってほしいです。あさって土曜日に、2勝でB1を、みんなでこの会場で喜びを分かち合いたいなと思います」
プレーオフ準決勝の相手は東地区2位の仙台。今シーズンは1勝1敗です。試合は、13日が午後6時から、14日が午後1時からです。
当日は臨時駐車場が用意される他、ことでん仏生山駅から無料のシャトルバスが運行されます。(詳しくは香川ファイブアローズのホームページで確認を)
来場者には特製の「ハリセン」が無料配布されます。