7月20日にプール開きをする香川県高松市の市営プールでは、スプレーアートの壁画が完成しました。
(記者リポート)
「優雅に泳ぐウミガメ。目が愛らしいですよね。この亀は地名の亀水の『亀』から着想を得て描かれました」
高松市亀水町の「マイスポスポーツセンターTARUMI」にある、「みんなのプールTARUMI」です。
(スプレーアーティスト/Daisukeさん)
「皆を歓迎してくれる感じにして」
描いたのは高松市在住のスプレーアーティスト・Daisukeさん。
7月20日のプール開きを前に、高松市から依頼を受けて6つの壁にスプレーで絵を描きました。
(スプレーアーティスト/Daisukeさん)
「今から泳ぐところなんで、ちょっとにぎやかに。楽しい気分になってもらえたらいいなと思って。スキューバダイビングしてる人とか泳いでいる人とかいて、お魚と泳いでいる気分になってもらえたら」
1つの壁の制作に約1日かかっていて、全体では1週間ほどで完成させました。10色ほどの缶スプレーのほか、スポンジや新聞紙などを使って描いています。
幼児用のプールの前には、夏休みの記念に親が子どもを写真に収めることができるような絵もあります。
このプールは、小中学校の夏休みに合わせて7月20日から8月31日まで開かれます。
(スプレーアーティスト/Daisukeさん)
「せっかく来たんだから写真とか記念に残していただきたかった。壁画の前で写真を撮って、夏の思い出の1ページとして残してもらえるような感じになったら。短い期間の中なので、足を運んでもらった方に少しでも印象に残ればうれしい」