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約2年4カ月ぶり 空の便「岡山―札幌」定期便が運航再開

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 新型コロナウイルスの影響で運休していた空の便が再開です。15日、岡山空港の岡山―札幌を結ぶ定期便が約2年4カ月ぶりに運航を再開しました。

(記者リポート)
「飛行機が晴れの国おかやまに着陸しました。ようこそ、そしておかえりなさい」

 岡山空港に到着した全日空の札幌線。新型コロナウイルスの影響で岡山―札幌線は2020年3月29日から1日1往復の定期便を運休し、お盆やシルバーウィークの時季だけ一部運航していました。

 約2年4カ月ぶりに再開した空の便。15日の札幌からの便の搭乗率は、約35%でした。

(札幌から岡山に観光に来た人は―)
「(チケットを)取ったのが新型コロナがはやる前、まだ下火だった時に計画してたんでしょうがないかなと。子どももいるので、いつも通り消毒だったりマスクだったりしようと。倉敷に行こうと思ったので、行ったことないので楽しみにはしている」

(岡山に帰省した大学生は―)
「北海道の大学に通っていて、きょう便が出たので帰ってきました。入学と同時に直行便がなくなっちゃって乗り継いでたので、便利になってうれしいです」

(帰省した娘を迎えに来た母親は―)
「岡山便がなくて、今まで(帰省するときは)は神戸から新幹線で大変だったけど、これでようやく。北海道に行ったのも、岡山便があると思って北海道に住まわせるようにしていたのに、ようやく念願かなって良かった。ずっと続いてほしい」

 新型コロナウイルスの感染再拡大で政府は「全国旅行支援」の実施を当面、延期しました。これを受けて岡山県は県内旅行の割引キャンペーン「おかやま旅応援割」の期限を再度延長し、8月末までとしました。

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