レトロな雰囲気が魅力です。JR西日本が22日、岡山駅と津山駅間で7月から運行を始める観光列車の試乗会を行いました。
JR西日本岡山支社が7月1日から運行する観光列車「SAKU美SAKU楽」です。22日は報道関係者向けに試乗会が行われ、初めて車内が公開されました。
「SAKU美SAKU楽」は1980年、国鉄時代に造られた列車を改装したもので、レトロな雰囲気を残しつつシートなどは新しくなっています。
(記者リポート)
「内装だけでなくアテンダントの服装も『SAKU美SAKU楽』のために新しくしています」
(アテンダント/戸田怜美さん)
「(Q.どのように盛り上げていきたいですか?)この列車に乗ったお客様を楽しく送り出せるように、列車とともに私たちアテンダントが手伝いをしたい」
試乗会ではアテンダントが岡山県北部の歴史や沿線の景色に関するアナウンスを行いました。
(アナウンス)
「まもなく列車が山間の中を特別にゆっくりと走行します。雄大な景色をお楽しみください。南から北へは3日かけて川を上ったところ、今では列車で1時間半という便利な時代となりました」
また、車内では岡山の食材を使った弁当やお菓子を楽しむことが出来ます。大人1人の料金は、特製弁当とお土産がセットになって片道6000円です。(スイーツとお土産セットは片道5200円)
(JR西日本 岡山支社/原拓也さん)
「食事ももちろん魅力があり、車内ではアテンダントの案内もあるので、そういった魅力を十分に楽しんでほしい」
「SAKU美SAKU楽」は7月1日から9月末まで、毎週金曜日から月曜日に運行されます。