夏休みの自由研究です。岡山市で子どもたちが古代の物作りに挑戦しました。
子どもたちに郷土の歴史を学んでもらおうと岡山県古代吉備文化財センターが、毎年、行っているものです。
26日は、小・中学生ら25人が参加して弥生時代から古墳時代の鏡作りを体験しました。
最初に材料の金属を溶かし、溶けた金属をシリコーンの鋳型に入れて鏡の型を作ります。そして金属が冷めてから鏡の型を取り出し、後は、ひたすら磨きます。
古代の鏡は銅とスズなどを混ぜた青銅で作られ貴重な道具として、主に「祭祀」などに使われたとみられています。
磨くこと約40分――。鏡の完成です。
(参加した子どもは―)
「難しかったけど頑張ったと思う」
「卑弥呼さまとかもこれを使っておまじないしてたらすごいと思う」
「すごいいいですね(どんなところが)めちゃピカピカのところが」
「持って帰って飾ります」
参加した子どもたちにとって貴重な体験だったようです。