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大手食品メーカーが香川のうどん店の「カレーうどん」を再現 レトルトカレー発売へ

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 大手食品メーカーが香川県のうどん店とコラボしたレトルト食品を発売します。新型コロナの影響もあり、今、「レトルトカレー」の需要が高まっています。

 大手食品メーカーのハウス食品が8月15日に発売するのがこちらの「カレーうどんの素」です。この商品は高松市香川町のうどん店「エビスウドンファクトリー」のカレーうどんを再現したもの。だしの香りやルーの滑らかさなどにこだわりました。

(山下佳乃リポート)
「お店のものと比べるとレトルトの方が少し黄色く、どろっとしているように見えます。いただきます。ルーが麺に絡まります。後からふんわりといりこのだしが香ってくるところまで、しっかり再現されています」

(ハウス食品 食品事業二部/中野美咲さん)
「スパイスであったりとかを散りばめるっていうところを実施しまして、この滑らかさというのが持続するようにできたということが今回のポイントになったかなというふうに思っております」

 ハウス食品は、グルメコミュニティサービス「SARAH」が行っているグルメアワードの受賞メニューのうち、「カレー」に関するものをレトルト食品として販売しています。「エビスウドンファクトリー」のカレーうどんは2018年の受賞メニューです。

 マーケティングリサーチ会社インテージの調査ではレトルトカレーの販売額は共働き世帯の増加などに伴い年々増加傾向です。さらに新型コロナ禍で売り上げが伸びたということです。

 新型コロナの影響でお客さんが一時半分近くにまで減少したというエビスウドンファクトリーの店主・宮本享弥さんは、レトルト食品が全国で販売されることに期待しています。

(エビスウドンファクトリー/宮本享弥 店主)
「どうしても新型コロナなので、なかなか行き来が難しい時代じゃないですか。なかなか来られない人もいらっしゃると思うんですけど、チャンスがあればどんどんこっちに来ていただいて」

 「濃厚 カレーうどんの素」は、8月15日に全国のスーパーなどで発売される予定です。

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