香川県の高校生が地域の新しい楽しみ方を提案するワークショップが開かれました。
香川県教育委員会と香川大学が開いたワークショップには、香川県の高校生31人が参加しました。高校生たちは、8月1日から4日かけて、少子高齢化などの課題を抱える高松市塩江地区の活性化に向けたアイデアを考えます。
このワークショップは2021年12月にも行われ、高校生たちが提案した「こけ玉作り」のアイデアが実際のイベントにもつながったということです。
(瀧川奈津希リポート)
「学校も学年も違う、香川県内の高校生たちが集まって作業を行っています。折り紙を切って輪っかにして貼り付けています」
初日の1日は「輪っかづくり」を通して、物事を論理的に考えたり伝えたりする「ロジカル思考」について学びました。
生徒たちはそれぞれアイデアを出して、周りと協力しながらできるだけ長く輪っかをつなげました。
(高校3年生は―)
「考え方が自分1人だと偏るけど、みんなの意見を聞くと考え方が広がっていいなと思いました」
(高校2年生は―)
「小さいころから『塩江ホタルまつり』によく参加していたので、活性化に自分も協力できたらうれしいなと考えています」
2日は塩江地区で自然遊びを体験し、4日の最終日には「塩江の新しい遊び方」を住民たちに提案する予定です。