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「桃太郎被告に懲役3年判決」小学生が模擬裁判 高松地裁で体験ツアー

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 裁判所をもっと身近に感じてもらおうと、小学生と保護者を対象にした体験ツアーが高松地裁で行われました。

(赤木由布子リポート)
「夏休み中の子どもたちが、実際に裁判が行われている裁判所で刑事裁判を体験します」

 高松地裁が企画したもので、26日と27日の2日間で香川県内の小学5、6年生23人と保護者らが参加します。

 児童たちはまず、現役の裁判官から裁判の仕組みなどを教わり、模擬裁判に加わります。

(模擬裁判官)
「開廷します。被告人は前に出てきてください」

 子どもたちは裁判官、検察官、弁護人役に分かれ、昔話の「桃太郎」をモチーフにした事件を審理します。

 桃太郎被告は赤鬼をおもちゃの刀でたたき、野菜などを奪ったとして強盗致傷の罪に問われています。

 無抵抗な赤鬼に暴力を振るったと主張する検察側に、村人の野菜を取り返そうとした犯行で、少し同情できるとする弁護側。

 それぞれ意見を出し合って下した判決は……

(模擬裁判官)
「被告人は懲役3年に処する」

 模擬裁判を終えた子どもたちは、裁判官から裁判所キッズの認定状を受け取りました。

(参加した子どもは―)

「テレビで見るのと一緒だなって」

「桃太郎が被告人というのが面白かったし、内容も分かりやすかったので裁判の内容を簡単に知れてよかったです」

「なかなか入れない機会だったから友達とかにちょっと自慢したいです」

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