VR(仮想現実)の技術を利用して夏休み中の高校生が、薬剤師の仕事を見学しました。
(記者リポート)
「公立高校の一室です。今、高校生達はゴーグルを装着して、病院の薬局を見学しています」
高松第一高校で開かれた「バーチャル薬剤師の見学会」です。県内で唯一、薬学部がある徳島文理大学が、高校生に、薬剤師への興味や関心を深めてもらおうと始めて開催し、高校生9人が参加しました。
ゴーグルをかけると香川大学医学部付属病院で、患者に飲み薬などを処方する薬剤部などで撮影した映像が映し出されます。参加した高校生はゴーグルを動かしながら見学していました。コロナ禍もあり、病院内の薬局をゆっくり見学する機会は少ないため、興味深そうに見学していました。
(見学した高校生は―)
「すごい薬がたくさんあって、緊迫感もあって、薬剤師になりたいって気持ちが高まりました」
「興味が高まって、すごい(薬剤師は)いいなあって思いました。」