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安倍元総理の国葬に知事ら参列 岡山・香川で弔意と反対集会 両県庁では半旗

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 2022年7月に銃撃され、亡くなった安倍元総理の国葬が東京で行われました。岡山、香川でも県庁で弔意を示す半旗が掲げられた一方、国葬に反対する集会も開かれました。

 安倍元総理の国葬は午後2時から東京の日本武道館で行われ、岡山県の伊原木知事、香川県の池田知事を含む国内外の約4300人が参列しました。

 岡山県庁の屋上では始業時間の午前8時半に半旗が掲げられました。岡山県は県庁と3つの県民局や出先機関など、香川県は県庁や出先機関で半旗を掲げました。どちらの県も職員への黙とうは求めていません。

 自民党岡山県連の事務所では、午前9時から献花台と記帳台が設けられ、訪れた人は遺影の前で手を合わせていました。

(記帳した人は―)
「こういう総理大臣、もう出てこないんじゃないかと思って、いい笑顔の写真が飾ってあってじんときました」
「お世話になりましたということですね、亡くなった人を批判するとか、国葬儀反対とかいうのは日本人として違うんじゃないか」

(街の人は―)
「まあ、モリカケ問題とかあるんですけど、それ以上にと言うか活躍されたから僕は賛成です」
「日本の外交に力を入れてくれてたので、(国葬を)したらいいかと思っていたけど、さすがに16億円はかけすぎなので、そこまでしてやる必要あるかなという……」

 高松市の商店街では国葬に反対する団体らが合同で集会を行いました。

(日本共産党香川県委員会/中谷浩一 委員長)
「安倍さんを国民こぞって英雄としてまつりなさいというわけです。安倍氏の死去を政治利用しているのではないか、一番、弔意を持っていないのは政府の側ではないかと言いたくなります」

 集まった約40人は、プラカードなどを掲げて国葬に抗議するとともに、政府に対し、国会などでの説明を求めました。

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