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“直島のシンボル” 草間彌生さんの「南瓜」が復活 台風で破損してから約1年 香川

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 2021年8月に台風の影響で壊れた香川県・直島のアート作品、黄色い「南瓜」が復元され、4日朝、お披露目されました。

(記者リポート)
「直島のシンボルが、およそ1年ぶりに戻ってきました。前のものと同じ大きさ・デザイン。やっぱりインパクトがあります」

 新しい「南瓜」のお披露目会には、直島町の小林眞一町長や直島小・中学校の子どもたちが参加しました。

(直島町/小林眞一 町長)
「直島のシンボルとして長年、世界に発信したカボチャが帰ってきた記念すべき日であります」

 高さ2m、幅2.5mの「南瓜」は、芸術家・草間彌生さんのアート作品で、設置された1994年以来、島民や観光客に親しまれてきました。

 しかし、2021年8月、台風9号による強風などで海に流され壊れてしまいました。その後、草間彌生さんの制作チームが半年ほどかけて作り直し、元あった場所に設置されました。

(直島中学校の生徒は―)
「ツヤ感はんぱな」「めっちゃツヤツヤ」

(記者リポート)
「今回は強風で流されないように、前のものより表面の素材を厚くして重く作っています。そして、台風が来てもクレーンですぐに移動させられるように、フックをかける穴を取り付けました」

(ベネッセハウス/笠原良ニ 社長)
「台風が近づいた時に、ここに来るとこれはないです。適切な場所に避難させるようにしていきます。常にここにある状態を維持したいですから、早め早めに対応していきたい」

(直島小学校の児童は―)
「率直にきれいだなっていうのと、シンボルが戻ってきてくれたことの喜びが大きかったです。実際に直島の良さを、黄色い『南瓜』だけじゃなくていろんなアートもあるので、それも見てもらいたいです」

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