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瀬戸芸・秋会期が開幕! 11の島と2つの港で204作品を展示 高松港は朝からにぎわう 香川

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 瀬戸内国際芸術祭の秋会期が29日から始まりました。高松港は島へ渡る人で朝早くからにぎわっていました。

(山下佳乃リポート)
「午前8時前です。直島行きのフェリーには多くの人が並んでいます」

 29日に始まった瀬戸内国際芸術祭の秋会期。多くの人が島に向かうためフェリーに乗り込み、中にはスーツケースを持っている人もいました。

(愛知県から来た観光客)
「今回初めてなんで、きょうからっていうんで、休みに合わせて来た」

(愛知県から来た観光客)
「きょう豊島で、豊島美術館も多分4、5回目なんですけど私は、(おいに)初体験させてあげたくて」
(おい)
「(Q.楽しみですか?)楽しみです。タクシーのおじちゃんも、はまる人にははまるって言っていたので、楽しみたいなと思う」

 高松市の屋島山上に8月5日にオープンした「やしまーる」。建物自体が作品のひとつです。

 そして、中では29日から秋会期の新作を展示しています。

(山下佳乃リポート)
「こちらの作品はやしまーる特有のカーブを生かして展示されています。約180度にわたって立体的な作品を楽しめます」

 源平合戦・屋島の戦いから発想して作られた「屋島での夜の夢(作 保科豊巳)」は、遠近法を用いた絵の前に岩などのオブジェを置いた国内でも珍しい「パノラマアート」の作品です。

 絵の前に立つと、まるで合戦の場にいるような体験をすることができます。

(作品を見た人は―)
「このパノラマの絵は半年間ぐらいからニュースが出ていたので楽しみにしていた。迫ってくるような絵になっている」
「じっとじっと見ていたら画が浮き上がってくるような感じがして本当に不思議な感覚だった」

 秋会期の開幕について香川県の池田知事は――。

(香川県/池田豊人 知事)
「知事になりまして初めての会期のスタートということでわくわくしている。(Q.10月11日からの全国旅行支援について)ぜひそういった制度も活用して大勢の人に秋会期においでいただいたらいいなというふうに思っている」

 瀬戸内国際芸術祭の秋会期は11の島と2つの港で、22の新作を含む204作品を展示しています。会期は9月29日から11月6日までです。

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