男子ソフトボールの日本代表で世界のMVPにも輝いた平林金属の松田光選手が、11月の国際大会を最後に現役を引退すると発表しました。
松田選手は2010年に平林金属男子ソフトボール部に入団。日本リーグでは投手として最多勝5回、最優秀防御率2回、打者としてはホームラン王と打点王をそれぞれ5回獲得するなど、投打の二刀流で活躍しました。
2019年の世界選手権では日本を準優勝に導き、この年、世界の「最優秀選手」に選ばれました。
11月26日からニュージーランドで開かれるワールドカップの日本代表にも選ばれていますが、所属する平林金属は松田選手がこの大会を最後に現役を引退すると発表しました。
2022年12月で36歳になる松田選手は、チームを通じてコメントを発表。
「肉体的にも精神的にも、ベストなパフォーマンスをすることが難しくなってきた」と引退の理由を明かした上で、「ワールドカップを全力で戦うので、最後までご声援よろしくお願いします」とコメントしています。