陸上の長距離やマラソンなどで活躍した福士加代子さんが、2023年の春に香川県で駅伝大会を開くことになりました。目指すのは福士さんらしい笑顔あふれる大会です。
(福士加代子さん)
「1回でもいいんで笑える大会にしたいと思ってるんで、この大会を1日を通して笑ってほしい、笑わせたいという思いがありますね」
福士加代子さんは陸上の長距離やマラソンで活躍し、4大会連続でオリンピックに出場。2022年1月に現役を引退しました。
福士さんが引退後に立ち上げたのが「福士加代子 RUNプロジェクト」です。その初めてのイベントが、2023年4月に高松市で開かれることになりました。
(福士加代子さん)
「私が楽しければ笑えるし、笑えれば大会みんな楽しい、福も来るよなという感じで『笑って走れば福来たる駅伝』という名前にして、これを略して『笑福駅伝』にしました」
2023年4月1日に高松市の屋島レクザムフィールドで開かれる「笑福駅伝」は、1区間1.8km、8区間の駅伝です。1チーム2人から8人で、1人が何区間走ってもOK。また、子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで誰でも参加することができます。
イベントでは福士さんも走る予定です。青森県出身で、京都を拠点に活動してきた福士さんが、なぜ香川県でイベントを開くのかというと――。
(福士加代子さん)
「香川県で合宿するうちにみなさんと仲良くなったので、香川県に知り合いができたなというのがあって。香川県で走ると私の場合は、丸亀ハーフもそうですけど勝っているんですよね」
福士さんは、香川丸亀国際ハーフマラソンで日本新記録で優勝したり、合宿することが多かったりと、何かと香川県に縁がありました。そんな香川県を福士さんは「第3の故郷」と呼んでいるそうです。
(福士加代子さん)
「優勝というのがすごい多かったので、ちょっとここは縁起が良すぎて、私とは相性が抜群にいいなと思ったので。香川県大好きみたいな感じで香川県で第一弾をやりたいと思って今回は企画しました」
「(Q.相性がいいのはどうして?)とにかく自然と空気も全部いいですね。悪いとこほとんどないな。悩んだときとかに来て元気になる場所です」
「(Q.エネルギーをもらえる場所ということでしょうか)そうそう、活力もらうところですよ!」
参加の申し込みは30日からエントリーサイト「じょいすぽ‼」で受け付けています。