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「頭の中が牛だらけ」牛に青春懸ける高校生 “全国和牛能力共進会”にも出場  岡山・新見市

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 11月29日は「いい肉の日」です。い・い・に・くの語呂合わせですね。岡山県の新見市で牛に青春を懸ける高校生の思いを取材しました。

 新見市の新見高校で畜産や農業について学んでいる、生物生産科の2年生・山上侑那さんと渡辺寛菜さん。世話をしているのは体重約300kgのメスの種牛「いろは号」です。「いろは号」がいい肉質の子牛を産むよう、丹精込めて世話をしています。

 2人は畜産について学ぶ部活動に取り組んでいて、2022年10月には、全国の和牛生産者が集まる「全国和牛能力共進会」に出場しました。

 「いろは号」は体の大きさやバランスなどが高い評価を受け、高校・農業大学校の部で4位となりました。

(新見高校/渡辺寛菜さん)
「たくさんの人がいて緊張したけど、めちゃくちゃうれしかったです」

(新見高校/山上侑那さん)
「『結果につながったな』っていうふうに、ちょっと涙しながら。2人とも。ていう感じでした」

 2人とも牛に対する愛情は人一倍で、将来は牛に関係した仕事をしたいということです。

(新見高校/山上侑那さん)
「私、頭の中が牛だらけなので、牛がないと生きていけない状態なので、学校に入ってこの部活に出会えたことが奇跡だなという感じで、よかったなと思います」

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