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STU48のメンバーが「家族の絆」で詐欺被害防止呼び掛け 香川県では11月末までに7400万円超の被害

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 瀬戸内地域を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」のメンバーが、「家族の絆」で特殊詐欺被害の防止を呼び掛けます。

 STU48のメンバーで、香川県出身の川又あん奈さんと福田朱里さんが、芸能人が特殊詐欺被害の防止を呼び掛ける「ストップ・オレオレ詐欺47(フォーティーセブン)」のメンバーに加わったものです。

 香川県警察本部の濱野賢吾生活安全部長が2人に委嘱状を手渡しました。

(STU48/福田朱里さん)
「若い方からご高齢の方まで、幅広い世代に注意を呼びかけ、家族の絆、社会の絆で、香川県から特殊詐欺を撲滅したい」

 香川県警によりますと、2022年は11月末までに、68件の特殊詐欺事件で7400万円を超える被害が出ています。被害の7割を高齢者が占めました。

 中でも10月には、2021年はなかった、息子や孫を名乗って高齢者に電話をかけるオレオレ詐欺の被害が8件あり、被害額は約1500万円に上りました。被害の防止に向けては、普段から家族でコミュニケーションを取り合っておくことが重要だということです。

(STU48/川又あん奈さん)
「私は時々、おじいちゃんやおばあちゃんと連絡を取り合っていて、もし電話で、お金のことやキャッシュカードの話しが出た時は、すぐに連絡してねと言っています」

(STU48/福田朱里さん)
「電話する時とかに合言葉じゃないですけど、もしもし朱里だよみたいな感じで、一回(名前を)言うようにするとか、そういうように家族の中でルール決めたりしてもいいかなと思うので」

 2人は、イベントに参加して情報を発信したり、SNSで配信する注意喚起を促す動画に出演したりする予定だということです。

(香川県警察本部/濱野賢吾 生活安全部長)
「高齢者だけでなく、その子どもさんやお孫さん、幅広い世代の方に情報発信していただいて、家族の絆の中でしっかりと特殊詐欺に対する注意喚起を図ってまいりたい」

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