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JR四国の運賃値上げを国が認可 2023年5月20日の購入分から

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 JR四国が申請していた運賃値上げを国が認可しました。

 JR四国は、2022年8月に国土交通省に申請していた運賃の値上げについて、9日に認可されたと発表しました。

 消費税率引き上げに伴うものを除くと値上げは27年ぶりで、2023年5月20日の購入分からです。定期や特急料金を含めた全体の値上げ率は12.8%です。

 初乗り運賃は今の170円から190円に。瀬戸大橋線・マリンライナーの高松ー岡山間は今の1550円から1660円になります。

 通勤定期は平均28.1%、通学定期は平均22.4%値上げします。

 JR四国は、今回の値上げで年間約18億円の増収を見込んでいて、赤字幅の縮小につなげたい考えです。今後は、新型コロナウイルスなどの影響なども踏まえて、2023年度から3年間の実績を確認します。

 そして、収入が原価を上回る場合には、2027年度までに値下げの運賃改定を国土交通省に申請する必要があります。

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