マリンライナーの高松~岡山間の運賃は110円上がります。JR四国が2023年春からの運賃値上げを国に申請しました。
(JR四国/西牧世博 社長)
「現在の運賃・料金水準では、中長期的な事業継続は極めて困難だと判断しております」
JR四国は、2023年春からの運賃改定を、26日午前、国土交通省に申請しました。
定期や特急料金なども含めた全体の値上げ率は、約13%です。
初乗り運賃は今の170円から190円に。瀬戸大橋線・マリンライナーの高松~岡山間は今の1550円から1660円になります。
通勤定期は平均28.1%、通学定期は平均22.4%値上げします。
JR四国の西牧社長は、値上げの理由について「人口減少や新型コロナ禍による新しい生活様式の定着で、今後も厳しい状況が続くと予想されるため」と述べました。
申請が認められれば、消費税率引き上げに伴うものを除いて約27年ぶりの値上げとなります。