高松市の障害福祉サービス事業所「あゆみ園」で2023年の干支の置き物が完成し、デザインした世界的な彫刻家・速水史朗さんのもとに届けられました。
速水史朗さんは毎年、あゆみ園が作る干支の置き物のデザインを無償で行っています。2022年も2023年の干支「卯」をデザインしました。
このデザインをもとにあゆみ園で仕上げの作業を行い、先日、きれいに焼きあがりました。
速水さんに完成品を見てもらおうと、園の責任者と製作した施設の利用者が香川県多度津町にある速水さんのアトリエを訪ねました。
(彫刻家/速水史朗さん)
「よくできています。可愛く仕上がっていますね」
(干支の置き物を製作/あゆみ園の利用者)
「ほめてもらってうれしい」
速水さんとあゆみ園の干支との関わりは2023年で30年になります。園の玄関には速水さんがこれまでにデザインした干支29点が並べられています。作品を入れる木箱に速水さんがサインをして園の玄関に飾ることにしています。
毎年のように新作を発表し個展を開く速水さんは2023年、年男で96歳になります。卯の次の干支、辰もデザインするそうです。