香川県高松市の障害福祉サービス事業所の利用者が、2023年の干支「卯」の置物を作っています。デザインをしたのは世界的な彫刻家、速水史朗さんです。
高松市の障害福祉サービス事業所、「あゆみ園」です。専門の業者が作った2023年の干支「卯」の置物を施設の利用者3人がワックスをかけて仕上げていきました。
(利用者は―)
「全部きれいに塗るのが難しいです」
(あゆみ園 介護福祉士/白石仁美さん)
「最後のワックスがけを皆で一生懸命にやっています」
作品をデザインしたのは世界的彫刻家の速水史朗さんです。
(記者リポート)
「こちらにある干支は全て速水史朗さんが型を制作したもので、今回の干支で30作品になります」
速水さんは毎年、無償でデザインをしていて、今後も続ける意向を示しています。
あゆみ園では12月中旬をめどに250個の作品を仕上げ、1個3300円で販売します。そして、現在95歳で2023年は年男の速水さんにも届けます。