香川県教育委員会は新年度の教員採用試験から、優秀な人材を確保するために試験制度を改訂します。
香川県教委の工代祐司教育長が定例会見で発表しました。
対象となるのは、前の年度の教員採用試験の1次試験で、小学校および中学校を志願して通過したものの、8月の2次試験に合格できず、現在、香川県で講師をしている人です。
前年度と同じ校種を受験する場合は、1次試験を免除します。
また、教員養成大学に対して、小学校教員を希望する学生の中から特に優秀な人材を各校ひとりずつ推薦してもらい、その人の1次試験も免除します。
香川県教委によりますと、香川県が2023年4月に採用する小学校教員の採用試験の倍率は3.1倍です。全国平均は上回っていますが、優秀な人材の確保が課題となっています。