香川県の小中学生を対象にした独自の学習状況調査の結果がまとまりました。2022年度は、小中学生ともに特に記述式の問題で「無回答」の割合が高くなりました。
児童・生徒の学力や学習状況を把握し、教育施策に反映させるため香川県教育委員会が毎年行っているものです。
2022年度は、県内の公立の小学5年生と中学2年生全員を対象に2022年11月に行いました。
結果の分析によると全教科平均の「無回答率」は小学5年生が3.2%、中学2年生が5.8%と、ともに2021年度より高くなりました。
小中学生ともに特に記述式の問題で無回答率が高く、中学2年生の数学と英語では記述式問題の2割以上が無回答でした。
県教委ではこの結果を受け、今後、文章や考えをまとめる力をつけられるよう取り組む必要があるとしています。