東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で金メダルに輝いた宇山賢さんが、地元、香川県高松市の高校生とトークセッションを行いました。
高松商業高校が開いたトークセッションには、宇山賢さんと運動部のキャプテンを務める4人の生徒が登壇しました。
野球部主将「格上相手のメンタルの持ち方はどういったものがあるのか」
宇山さん「いくら競技力が強い人がいても、同じ人間だからご飯も食べるし、段差でつまづいたらコケるし、緊張もするし、そういう同じ生き物だと思うとちょっと楽になる」
バドミントン部主将「大会が続いたりすると思うんですけど、その時のモチベーションはどうやって保っているんですか」
宇山さん「ちょっと疲れてきたな、あした大丈夫かな、だるいけど頑張らなきゃなっていう下がってきたときに、このままで俺いいのかと、自分の目標はなんだったっけと、周りの人にすごく応援されてたんじゃないのかみたいなのを思い出して、(モチベーションを)戻す」
トークセッションに参加した高校生らは――。
(柔道部 主将/南原怜生さん)
「モチベーションの持ち方を学べたので、それを生かして全国大会に挑みたい」
(バドミントン部 主将/藤田杏里さん)
「応援される選手になるために、普段から感謝の気持ちを忘れずに謙虚に頑張りたいなと改めて思いました」