デザインやアートを学んできた学生の卒業制作展が香川県宇多津町で開かれています。
香川短期大学のデザイン・アートコースの卒業制作展です。2年生20人が作った絵画や映像作品など33点が展示されています。
学生が家族旅行で訪れた「四国カルスト」の風景を描いた作品は、雲の奥行きや草が風で揺らぐ様子など、自然のリアルさを表現するため多様な筆を使いながら約半年かけて描きました。
(香川短期大学デザイン・アートコース 2年/田渕恵さん)
「自然が大好きなので、リアルさを追求したいと思って。最初は思い通りにうまく描けなかったけど、最後の絵はうまく描けたのでよかったかなと」
学生たちは2021年の入学以来、新型コロナの影響で、作品を直接見てもらえないなど大きな影響を受けてきました。
(香川短期大学デザイン・アートコース/今井将紀 准教授)
「一番モチベーションになる、人に見てもらうという部分が全部なくなってしまったところがあったので、今年に関してはみんなに見てもらえるという気持ちが、みんな強く持っていたように思います」
3年ぶりの一般公開となる香川短期大学のデザイン・アートコースの卒業制作展は8日まで開かれます。