国道2号の慢性的な渋滞を緩和しようと進められている岡山市の大樋橋西交差点の立体化の工事が終わりました。
(記者リポート)
「現在、国道2号を岡山から広島方面に走っています、まもなく渋滞がよく起きる大樋橋西交差点を越えます。少し車が止まる場面もありましたが、下り車線が2車線になったことで車線変更などのストレスもなく、スムーズに2号線を走れている印象です」
国道2号と岡山西バイパスが交わる岡山市南区の大樋橋西交差点の周辺は、朝のラッシュ時を中心に慢性的な渋滞が起きていました。
国は渋滞を緩和するため、2020年度に交差点の立体化に着手、その後、段階的に工事を進めました。23日午前5時、1車線だった下り線が2車線になり、上下とも片側2車線となりました。これにより交差点立体化工事が完成しました。
国土交通省の岡山国道事務所では立体化の完成により、周辺の車の流れがスムーズになるとしています。
国土交通省は、岡山市南部から中心部への交通量を分散するため、岡山西バイパスから南区藤田の国道30号までをつなぐ「岡山環状南道路」の建設を進めていて、全ての工事が完了するのは2024年度中です。