年々増加するサイバー犯罪への対策につなげようと、情報セキュリティーに関する知識や技術を競う大会が香川大学で開かれました。
香川大学と香川県警のサイバー犯罪対策室が初めて開いたものです。
香川大学の学生約30人がコンピューターセキュリティーに関するクイズに挑み、点数を競います。
問題を解くために検索ソフトなどのツールを使うことも可能で、基本的な知識だけでなく柔軟な発想力も求められます。
(参加した学生は―)
「やってみて率直に難しかった。インターネットの知識をつけていくことによって、フィッシング詐欺とかにだまされないとか、フェイクニュースを見分ける力とか、そういったものも今回つけられたんじゃないかなと思います」
(香川県警本部 サイバー犯罪対策室/真柴一朗 室長補佐)
「世の中にある犯罪の手口などを知ってもらって、自分が巻き込まれないように対策してもらう必要がある」
香川県警によると、2022年、インターネットを使ったサイバー犯罪の検挙件数は暫定値で180件と、過去最多でした。