四国電力が国に申請していた4月からの電気料金の値上げについて、長井社長は「スケジュールよりもまずは丁寧に説明していく」と話しました。
四国電力が国に申請していた電気料金の値上げについて、先週、岸田総理は「4月という日程ありきではなく、厳格かつ丁寧な査定による審査を行ってほしい」と経済産業省に指示しました。
これを受けて、長井社長は「消費者にとって厳しい物価高騰の中で、電力会社も更なる経営効率化を盛り込むようにという趣旨だと思う」と話しました。
(四国電力/長井啓介 社長)
「非常に厳しい経済情勢の中で燃料価格も高騰して、われわれも一日も早く……という思いはありますけれども、やはり、厳格な審査をしっかり受けて丁寧に説明して理解を得ることが重要」
また、会見の冒頭で長井社長は、四国電力の社員が競合他社の顧客情報や経済産業省が管理する情報を不正に閲覧していた件について、謝罪しました。