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高校生活は「仲間たちとの日常こそが宝物」 全員がマスクを着けての卒業式 香川

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 コロナ禍での経験を糧に、新たな一歩を踏み出します。3月1日、岡山・香川の高校で卒業式が行われ、多くの生徒が学び舎を巣立ちました。高松中央高校の卒業式では、生徒や保護者ら全員がマスクを着けて出席しました。受験を控えた生徒がいることや、県外から保護者が多くいることなどから学校が求めたものです。

 約330人の3年生は新型コロナの流行が始まった後の2020年4月に入学。入学後すぐに休校になり、2カ月ほど授業が受けられませんでした。また、部活動の大会や学校行事は多くが中止となりました。

(卒業生代表)
「初めは、やり場のない怒りや不満、そして悲しさで胸が張り裂けそうになり、一人部屋で涙をこぼしたこともありました。それでも時は動いていきました。クラスメイトと笑いあった教室での時間が、何よりも愛しいものに思えてきて、やがて仲間たちとの日常こそが、宝物であると胸に刻まれていったのです」

 卒業式の後、生徒は教室で保護者が見守る中、一人一人卒業証書を受け取りました。

(卒業生は―)
「(Q.コロナ禍の高校生活は?)しんどかったですね正直。外したら『マスクしなさい』と『なんでせないかんのん?』と思うような日々でしたね。その中で、協力してコロナ禍乗り越えようという、みんな一丸となった気持ちが大事だったんじゃないかなと思います」

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