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卒業式前日に先生からサプライズ 入学以来、新型コロナで大きな制限を受けた高校生に歌贈る 高松市

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 3月1日は岡山・香川の多くの高校で卒業式です。2023年の卒業生は、2020年の入学以来新型コロナの影響でいろいろな制限を受けてきました。高松市の高校では、そんな卒業生に向けて先生たちがサプライズプレゼントを贈りました。

 高松市の高松中央高校です。3月1日の卒業式を前に卒業式の予行練習が行われました。

(記者リポート)
「今年卒業を迎える卒業生たちですが、2020年4月入学ということで、3年間コロナ禍で学生生活を過ごしてきました」

 約330人の3年生は入学後すぐに、緊急事態宣言の影響で2カ月ほど登校できないなど、新型コロナの影響を受けた高校生活でした。3月1日の卒業式もマスクを着用し、校歌斉唱はありません。

 そんな3年生に向けて、3年団の先生からサプライズのプレゼントが……。

(3年団の先生)
「もうこれが我々先生方が最後に贈るプレゼントです」

 3年団の先生が作詞作曲のオリジナルソング「君の背中に」。

 試練をともに乗り越えた仲間との思い出を大切に、未来に羽ばたいてほしいという思いを込め、3年団の先生全員で歌いました。

(3年生は―)
「迷惑しかかけていなかったので、そんなことしてくれてとてもうれしいです。コロナでいろいろなことが制限されてきたんですけど、振り返ってみたら、部活とか学校生活とかも充実して、いろいろな人に恵まれた高校生活だったので、あっという間でした」
「担任の先生はいつもは厳しい感じなんですけど、思ってることがちゃんと知れた感じがして、最後にすごい素直に聞けたなと。(Q.3月1日の卒業式は)普段はなかなか恥ずかしいので、親にも先生にも感謝の気持ちを伝えられていないので、ちゃんと伝えてみようと思います」

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