2024年春に入学する子ども向けのランドセル商戦がスタートしました。注目は「ハイブリッド」ランドセルです。
岡山高島屋で始まった販売会には、約250点のランドセルが並んでいます。
店の一押しは、2023年初登場のタカシマヤオリジナルブランド。「軽量化」にこだわっています。
(記者リポート)
「こちらのランドセルは、このかぶせの部分、そして肩側の部分は牛皮で出来ているんですが、その他は人工皮で出来ていて、ハイブリッドと呼ばれるランドセルです。そのため、とても軽くなっているんです」
ランドセル全てを牛皮で仕上げると約1.4kgですが、人工皮とのハイブリッド仕様にすることで200gほど軽くなります。
一方で、こちらはかぶせる部分を短くしたことで教科書の出し入れがしやすいのが特徴です。重さも約1kgで、軽量化と実用性の両方を兼ね備えています。
2023年は3年ぶりに行動制限のない「ラン活」ができるとあって、さっそくお気に入りのものを選ぶ親子の姿がありました。
(2024年春に入学予定の園児は―)
「(Q.何色のランドセルがほしいかな?)ピンク。学校行ってみたい」
色は例年通り、ピンクや紫が人気です。
タブレット端末を入れるための専用ケース付きのものや、重さを分散させるためのクッションにこだわったものなどが売れ筋だということです。
(母親は―)
「歩く距離も結構長めなので、なるべく負担のない物にしてあげたいなと思っています」
岡山高島屋では、6万5000円~8万円台のものが人気ですが、2023年は原材料の高騰により2022年より3000円ほど値上がりしているものもあるそうです。
(岡山高島屋/平川昭子 セールスマネジャー)
「コロナも落ち着きましたので、おじいちゃんおばあちゃん、皆様そろってご来店いただいて、ランドセルをお選びいただきたいです」