岡山県で活動する2人の作家の展示会が高松市のギャラリーで開かれています。
アンティークな風合いのぬいぐるみに……
じゅうたんのような素材のユニークな雑貨。
高松市のギャラリーで開かれている展示販売会には、倉敷市の作家heidiさんと岡山市の作家イチサン。さん2人の作品が並びます。
25年以上前からぬいぐるみの制作を続けるheidiさんの作品は、大きさや顔立ち、ふわふわの毛並みまですべてが違う一点ものです。
ブーツを履かせてあげれば……今にも動き出しそうです。
（野口真菜リポート）
「heidiさんのぬいぐるみにインスパイアされてイチサン。さんが作った作品がこちら。つぶらなひとみからブーツまで表現されています。同じクマのモチーフでも、それぞれの作家さんの個性が感じられますね」
イチサン。さんの作品は、「ダネラ」というデンマークのじゅうたんづくりの技法を用いて作られています。
ハンドミシンを使って模様を刺繍し、輪っか状になった糸をひとつひとつカットすると……温かみのあるレトロな作品が生まれます。
鮮やかな色合いは……直感で決めるそうです。
イチサン。さん「最初に（クマの体の部分を）この色と決めてそのあとは糸を手に取って合うかなと決めて……」
野口アナ「うれしいでしょうね、こんなにきれいな青いえりをつけてもらって」
イチサン。さんは趣味で「ダネラ」に取り組んでいましたが、西日本豪雨のチャリティー展に作品を出品したことを機に作家活動を始めました。
遊び心溢れる作品は生活に彩りを与えてくれるはずです。
（岡山市の作家／イチサン。さん）
「珍しいと思うので手に取って触ってくすっと笑ってもらえればうれしいです」
展示販売会は4月26日まで高松市の「Ncafe＆gallery」で開かれています。
