四国村ミウゼアム(高松市屋島中町)で15日、リニューアル1周年を記念した式典が開かれました。池田知事や、1976年の開村時に祝辞を述べた香川県出身の画家・猪熊弦一郎の親族ら約30人が集まり、「猪熊の杜」にオリーブの苗木を植えました。
この苗木は猪熊弦一郎の自宅にあったオリーブの切り株から生えた新芽を持ち帰り、小豆島で育てたものだということです。
四国民家博物館の加藤英輔理事長は「(弦一郎の)自宅には何度もお訪ねしたことがあって、その分身のような苗木をいただくことができて大変うれしく思います」と話しています。
四国村ミウゼアムは2022年4月、「四国村」から名称変更してリニューアルし、新しくエントランス棟「おやねさん」を作るなど入り口周辺を一新しています。