任期満了に伴う高松市長選挙は23日に投開票が行われ、現職の大西秀人さん(63)が5回目の当選を果たしました。
大西さんは総務省出身で、2007年から高松市長を4期16年務めています。
高松市長選は4年前の前回が無投票だったため今回は8年ぶりで、無所属・新人で元自動車販売会社社長の灘波博司さん(63)との一騎打ちとなりました。
大西さんは、自民党、公明党、連合香川の推薦を受け、選挙戦ではこれまで取り組んできた街づくりの集大成に取り組むことや、新型コロナ禍で市政運営をしてきた経験から経済の立て直しの継続などを訴えていました。
当選を決めた大西さんは「コロナで傷ついた経済のいち早い回復や少子化対策、サンポート高松地区が大きく変わる中、間違いない方向性をきちんと示せるような政策をやっていきたい」と5期目の抱負を語りました。