JR高松駅の北側に建設中の駅ビルの名称が発表されました。「人が集う場所になってほしい」という思いが込められています。
駅ビルはJR高松駅の北側で建設が進められています。25日の会見で、JR四国の西牧社長が駅ビルの名称を「TAKAMATSU ORNE(タカマツ・オルネ)」にすると発表しました。
「TAKAMATSU ORNE」は「人が集う場所にしたい」という思いから、人が「いるね」を方言に言い換えた「オルネ」としました。
JR高松駅の中で現在も営業している商業施設「COM高松」も「TAKAMATSU ORNE」に名称を統一します。
(JR四国/西牧世博 社長)
「まちの顔になるように、いろんなイベント、店舗展開をして、少しでも滞在していただけるよう、いろいろな取り組みをやりたい」
「TAKAMATSU ORNE」は、4階建ての「商業棟」と、地上4階・地下1階の「駐車場棟」に分かれます。
商業棟の1階にはスーパーや土産物店、2階には女性や子ども連れ向けのカフェなどの飲食店、3階には美容院、エステ、ネイルサロンなどサービスを中心とした店合わせて70店ほどを誘致することを計画しています。
4階には人工芝やウッドデッキがある屋上広場を設け、さまざまなイベントを開く方針です。
高松市のサンポートエリアでは、香川県立アリーナや徳島文理大学のキャンパスなど大規模な建物の開発が進められていて、にぎわいの創出が期待されています。
また香川県は、サンポートエリアの回遊性を高めるために、高松駅や周辺施設を遊歩道でつなぐプロムナード化の検討会議を24日に立ち上げました。
(JR四国/西牧世博 社長)
「サンポート地区のより一層のにぎわいが創出できるように、連携を深めていきたい」
「TAKAMATSU ORNE」は2024年3月の開業を予定しています。