自転車の交通違反や事故を減らそうと、全国一斉の取り締まりが行われています。
岡山県警は30日、通勤・通学などの時間帯に合わせ、県内各所で取り締まりを実施しました。
30日朝、岡山市北区のイオンモール岡山の近くでは、岡山中央警察署の警察官9人が、傘を差したりイヤホンを着けたりしながら自転車に乗っている人に対してルールを守るよう指導しました。
午前中は21カ所で取り締まりを行い、1人を一時停止違反で検挙したほか、158人に警告をしました。
(岡山中央警察署/塩見浩二 交通2課長)
「傘差し運転をすると急なハンドル操作やブレーキ操作ができなくなることが十分に考えられる。交通事故が起きやすい要因となるので注意してほしい」
岡山県では1月から4月までの間に自転車が関係した交通事故が285件起きていて、3人が亡くなりました。
警察は街頭啓発活動などを行い、自転車の交通ルールを守るよう呼び掛けるとしています。