3輪自転車を使った観光客向けの新しいサービス「ECYC（エシク）」。岡山市の大学生が実際に乗って魅力や課題を確認しました。
「ECYC」とは電動アシスト付きの3輪自転車を使った新しい観光交通サービスです。岡山市の天満屋が事業化を目指しています。
9日はゼミで観光による街の活性化などを学ぶ岡山理科大学の学生6人が実際に「ECYC」に乗って観光コンテンツとしての魅力や課題などについて調べました。
「ECYC」の運行エリアはJR岡山駅東口から後楽園までの岡山中心部を想定しています。
車内ではドライバーが観光ガイドブックには載っていないようなお薦めスポットを紹介してくれます。
4月から2カ月間行われた実証実験では、県外からの観光客など330人以上の利用があったということです。
（試乗した大学生は―）
「一言で言ったら風が気持ち良かったです。タクシーとかバスとかでは味わえないような爽快感がとてもありました」
「ちょっと段差とかを走ったときに振動でガタンガタンとなるのがちょっと課題かなと思いました」
大学生は9日の調査結果をとりまとめ、6月16日に天満屋にフィードバックする予定です。
