岡山市中心部を観光するための新しいサービスの実証実験が4月8日に始まることになりました。
実証実験が行われるのは「ECYC（エシク）」と呼ばれる、電動アシスト付き3輪自転車を使ったサービスです。
観光タクシーのようなもので、研修を受けたドライバーが、観光ガイドには載っていないようなおすすめのスポットを紹介してくれます。
岡山市の天満屋が事業化を目指していて、5日、報道陣に公開しました。
（記者リポート）
「こちらが『ECYC』で使用される車両です。フランス製の電動アシスト3輪自転車で、乗車定員は2名です。さっそく試乗してみたいと思います。きょうドライバーを務めてくれれるのは、この事業の提案者の野村さんです。宜しくお願いします」
「ECYC」の運行エリアはJR岡山駅東口から後楽園までの岡山市中心部です。停留所はなく、タクシーのように、見かけたとき空いていれば利用することができます。
（天満屋 新規事業部／野村拡毅 部長）
「出石町エリアになります。大正時代、明治時代の古民家を改装して、最近はクラフトビール店やカフェなど、さらに盛り上がってきているエリアになります」
（記者リポート）
「すごく開放的な車内で風が気持ちいいです。岡山の街並みを身近に感じることができます」
料金は初乗り500円で、それ以降500mを超えるごとに500円が加算されます。ホームページからの予約が必要な観光ガイドツアーは40分4000円からです。
運行は午前10時から午後5時までで、水曜日と木曜日は休みです。
（天満屋 新規事業部／野村拡毅 部長）
「自転車ですので、ゆっくり街の中を進んでいくということで、普段気付かないような街の景観を楽しんでいただけると思います。地元の方も観光客の方も、岡山の魅力を再発見していただきたいと考えています」
実証実験は4月8日から5月30日まで行われます。
